yoga kutir 凪

ヨーガクティールなぎ

ヨガの呼吸法|カパーラバティとバストゥリカーはどう違う?

築地本願寺ラウンジ=銀座KOKOROアカデミーでの3回目のクラスを終えました。

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シブイ本願寺手拭い、英字の綴りは「ほんぐゎんじ」

主催者側の方針で4~6月の「ベーシックヨガ」の枠は、一見さんのみ一回に限り参加可能という一期一会的なクラスとなっています。(これまで参加したくても予約が取れなかった方々への配慮だそうです。)雨降る水曜日でしたが、ご参加いただいた皆さま、ホントにありがとうございました。

 

さて、質問ありましたらクラス終了後にどうぞ~って声をかけたところ、「おっ。」と思うようなご質問をいただきました。

Q.呼吸法のカパーラバティというのは、バストゥリカーとはどう違うのでしょうか?

 

カパーラバティというのは、連続して行う強制呼気なんです。

ひと呼吸=1秒間くらいのペースで、文字でお伝えするならば・・・

吐くっ。 → 吐くっ。 → 吐くっ。・・・

実際には、この句読点「。」のところで「吸ぅ」が自然に起きます。自然な吸気が起こるように、下腹引き締めて「フンッ。」と吐いた後には即、下腹を緩めましょう。

言い換えると(書き換えると)、

吐くっ、スウ → 吐くっ、スウ → 吐くっ、スウ ・・・

みたいな感じですかね。弱々しげに半角カタカナ表記で「スウ」としたのは、力強い強制呼気+自然吸気ですから、吐く息のほうが吸う息より強く、長くなるから。吐くっのあとに「。」とか「、」を記しているのなんかも、ニュアンス伝わりますかね~?

 

と、ちょっと細かく説明を書きましたが、質問者さんは多分この辺りは、「ええ、そうですよね」と、既知の情報って感じだったかと思います。

 

さて、混同されがちなバストゥリカーですが、文字で表現するなら…

吐くぅ吸うぅ吐くぅ吸うぅ吐くぅ吸うぅ

アハハ、我ながら書いてて笑える(^^ゞ・・・

 

フォントサイズをアップして太字になり、「吐くっ。」のようなスタッカート+句読点みたいなのは無くなり、ちっちゃい「ぅ」もつけ足してみました。そして何より、吐くと吸うの強さや長さの加減が等しくなっているところがポイント。強制呼気+強制吸気なんですね。

ふいごの呼吸と言われていますから、あとは「ふいごの動画」などでググってみて、納得してください~。

 

あと、もう一つのポイントとして、カパーラバティのように「下腹を引き締めて強制呼気、下腹をゆるめて自然吸気」ではなく、「胸郭を絞って強制呼気、胸郭を拡張させて強制吸気」になります。と、一応、お伝えしました。

 

一応、と書いたのは、この胸郭の動きを伴うというのが単にひとつの方法なのかもしれないからです。

 

実はこないだインドに行ったとき、正にこういう呼吸法ごとの意識や身体の使い方というのを、割とみっちり習ってきた感じで、わーい正しいことを学べた!と思っていたのですが。まあ考えてみると、この師匠のスタイル(=ナータ派の流れを汲んでます)ではこのように伝えています、ということであって、おそらくナーディーやチャクラのシステムの捉え方に基づいてるんじゃないかなって思うんです。

 

だから別の系統の哲学に基づいて修錬する場合、下腹の動きを使った呼吸の方が理にかなっている、という可能性がないとは言いきれないのかもなって、考えています。

 

さて、チャクラだのなんだのって書いちゃったので、少し長くなりますがついでに一気に記しておきますと、説明の途中でもう一つこんな質問もあったんです。

Q.カパーラバティっていうのは頭蓋骨を輝かせるとか言いますよね?練習中の意識はやはり上の方のチャクラ(眉間とか頭頂)に持っていくのでしょうか?

 

ううむ~。

まず、カパーラバティもバストゥリカーも手っ取り早く「呼吸法」と一絡げにしてますが、実際は少し違うんですよねってところからご理解ください。

カパーラバティ=クリヤ(浄化法)

バストゥリカー=プラーナーヤーマ(調気法)

そう、カパーラバティは浄化法なんです。仰る通り、頭蓋骨を輝かせるわけですから、大泉門の辺りからプシュッとクジラが水を噴き上げるみたいなイメージとかはあってもいいと思いますが、あまりどこかのチャクラに集中するとかはいらないかな、と…。むしろ下腹に意識を置いて、しっかり一回一回、「吐くっ。」とする方が大事かも。

 

カパーラバティってのは、やはり浄化して修錬に向けた体の準備をしていくのが主目的。以下のような効果が謳われていますが、いずれもフィジカルなものですよね。

脳のクレンジング(洗脳じゃなくて(笑)、おそらく脳に酸素を供給するくらいの意味でしょう)、呼吸器のクレンジング、免疫力アップ、喘息鼻炎の予防などなど・・・

 

これに対してバストゥリカーはプラーナーヤーマ。だから、一気にクンダリニーヨガのテクニックっぽくなります。もちろん副次的効果として毒素排出みたいなのはあるとは思いますが、多分こっち↓がメインの目的。

クンダリニーをスシュムナーナーディへ導引する

 結構な強力なテクニックです。

 

したがって、独学・我流は危険ですyo!(って私は習いました)

 

まあ、いずれにしてもクンダリニーなんていう単語が出てきたら、ちょっと気をつけようって斜に構えるくらいの用心深さがあっていいと思います。 

 

そんなわけで、ほんぐゎんじ・銀座のヨガは5月の2回目が30日にございます。よろしければ遊びにいらしてくださ~い。(^o^)丿

 

tsukijihongwanji-lounge.jp