yoga kutir 凪

ヨーガクティールなぎ

【ヨガ・ポーズ研究】トリコーナ・アーサナ(三角のポーズ)

アメブロを整理したいな~って眺めていたら、5年ほど前の記事の内容が思ったより真面目で、我ながら微笑ましかったので、やや加筆修正しつつ残しておこうと思います。色んなスタイルのヨガを受け、あーでもない、こーでもないってやりながら、「結局何が正しいんだ?」と迷子になったりを繰り返した頃の記録です。そもそもこうやって色々のスタイルを受けてみるとか、うろちょろ動き回るから迷子になるんですけどね。

 

ちなみに最後のところにジェイソン・クランデルのひと言を引用してますが、この人のポーズ練習のアプローチ(アイアンガーベース)は今も好きですね。

 

以下過去記事です。(ところどころ文言は修正してる)

 

三角のポーズのアライメント迷子現象について。
改めていろんな参考書を並べてみると、同じアーサナでここまで違いがあるものか、、、と。違いがヴィラバドラーなどに見られる違いとは比較にならないです。
実際に各流派のアライメントでアーサナをとってみると、違いを実感します。
アライメント迷子になるよ、こりゃ。


①アイアンガーベース

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最初の頃は、基本的にアイアンガーのアライメントを最終的に目指すべき完成形として、適宜必要なモディフィケーションを加えるという感じで、納得してやっていました。
アイアンガーさん、本当の三角形だわー、すごいわーとか思いながら。
「両足の筋肉の調子をととのえる。足首を強靭にする。※1)」などの効果が謳われています。
「背中の痛みをとりのぞき、首の筋違いをなおし…※1)」という効果については、やり方間違えたらむしろ痛めますけど・・・、って正直思いますが。

 

②綿本先生スタイル

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そんなこともあり、綿本先生のアライメントは衝撃的だったんですよね。
完成ポーズの1段階前の姿を見ると分かりやすいでしょうか?

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え、骨盤こんなに伏せちゃっていいの??
このアライメントを推奨する師、曰く
「骨盤の安定=心の安定。ぐらつく骨盤の上で快適で居られることがあろうか、いやない。」
(もちろん、そんな言い方はしてませんが)

②’→②の変形
これは写真がないのですが、さらに別の師、曰く
「トリコナ・アーサナはねじりのポーズである。」
この、やや伏せた骨盤アライメントの上で、胸は堂々と横に向けて開くのが②だとすると、その開いた胸を真横を通過してさらに天井の方まで見せていくように、ぐにゃりとねじるというアライメント。まあ、そこまでいっちゃうともはや別のポーズですな。

 

③アシュタンガスタイル

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こちらはアシュタンガヴィンヤサヨガ。
前足の膝がやや過伸展気味なのがちょっと気になるところ。
アシュタンガヨガのクラスで、①のようなアライメントで踏ん張っていたら、なんでそんな脚のスタンス広げてるんだ?と指摘されたことがありました。
アイアンガーに比べると前足と後足の幅は狭め。
ヴィンヤサスタイルという前提の元、次のポーズへの遷移をよりスムーズにするためかな。

次第にその先生、そのクラスに合わせて異なるアライメントを楽しむという、大人の対応をとるのが正しいようだ、ということを理解するようになりました。

 

④シヴァナンダスタイル

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そして最近のお気に入りは、ややトラディショナルスタイルなイメージのあるこのアライメント。
シヴァナンダのスタイルです。(正確にはデーヴァナンダさんの流れ?かな。)
何がいいかと言うと、「体側の靭帯と筋肉によいストレッチになる※5)」という効果。
「脊柱全体を横に最大85°(腰部20°胸部20°頚部35~45°)まで曲げる※5)」とあります。

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完全にスパインストレッチ・サイドのポーズですよってことですね。
もはや①~③とは違うポーズとなってしまっていますな。
あくまでも上半身にフォーカスしたアーサナと捉えるようです。
特に、腸骨周辺の筋肉・靭帯が骨からバリバリと引き剥がされるような快感があります。
脚が辛くなる前に脊柱の側屈の限界がくるので、安定して快適です。
さっきの「背中の痛みをとりのぞき、首の筋違いをなおし…」の効果についても、うんうんそういう効果も得られるかもね、と思います。
唯一、玉にキズだなって思うのは、見た目がスタイリッシュじゃないという点ですかね。

というわけで、ヨガの規格化は難しいですね、と。
私はこの流派で行くのだと決めてしまえば、話は早いのかも、ですけど。
無グル派を突き進むと、アライメント迷子になることもしばしば。


そんな中、ジェイソン・クランデル氏のこの言葉に感銘を受けました。
「この複雑で難しいポーズと仲良く付き合うには、実験的なアプローチを継続することだ。※2)」
超・基本ポーズの扱いで出てくるけど、実は奥が深くて難しいポーズ。
試行錯誤を続けていく姿勢が大切なのですね。

【※参考図書】※写真拝借順

1)ハタヨガの真髄―600の写真による実技事典
2)yoga JOURNAL特別編 完全習得シリーズ!基本ポーズ30 
3)綿本 彰の きれいに効くヨーガ―内と外からきれいになる
4)シヴァナンダ・ヨーガ入門 
5)ヨーガ本質と実践―新装オールカラービジュアル版
6)女性のためのアシュタンガ・ヨーガ―ダイナミックヨーガで、精神とからだと魂を活性化する
 
 
さて、最後に珠玉の一冊紹介しておきます。ポーズ写真がハタヨガの神髄より綺麗。なんと、トリコーナアーサナだけで12のヴァリエーションがありましたわ…。さすが師匠。
 
Yogasana: The Encyclopedia of Yoga Poses