yoga kutir 凪

ヨーガクティールなぎ

触れることは落ちること

コンタクトインプロ(CI)のネタは、2年近く前にアップして以来のやっと2回目。

 

毎週開催されていたワークショップが終わってしまい、ただなんとな~くCIに接触する機会を逸していたのです。

 

今回、フランスからロルファーでありCIの大家(なのかな??実はよく知らない)が来日していて、小規模なワークショップをやっていただけることになったから来ない?と、声をかけていただきまして、割とタイミングよく空いてる時間帯だったので、あまりよく分からないままに行ってみることになりました。

 

参加者の多くがロルファーという、かな~りマニアックな環境。(ロルフィングってなに?というかたもいるかもですが、説明しだすと話が進まなくなるのでスルー、もしくはググってくらさい。)

 

デモンストレーションをしながら、とても興味深い話をしてるシーンがあったのですが、録画して後でじっくり説明を聞き直そうと思ったら、ボタン押し間違えてた(録画スタートしたつもりがストップになったままiPhone構えてたらしい)。

 

結局、深く心に刻まれたことしか覚えてない・・・。

 

腑に落ちて、うまく言葉にまとめられそうなものからちょいちょい書いておこうかと思います。(自分の備忘録でもある。。)

 

ロルフィングのセッションでは、施術者(ロルファー)がクライアントに触れるというある程度固定した関係性がある。

 

これに対して、CIというのは、触れると触れられるが入れ替わりながらダイナミックに流れていく即興舞踏で、そこにはルールがあるようでない、いやでも、ないようである、みたいな不思議さがある。そのことを「CIは常にアナーキーだからね」って言っていたのが、いや、ホントに言い得て妙だな、と。

 

で、こういった違いがあるから、ロルファーにはぜひCIを知ってもらいたいと思っているのだ、と。

 

ロルファーの前でクライアントとして寝っ転がってるだけのように見えるその人は、実はまったく受動的ではなく、むしろものすごく能動的に「触れられる」ということをしているわけ。

 

そして、「Touch=触れる」っていうのは、その相手に向かって「Fall=落ちていく・倒れこむ」ということなんだと。そして「触れられる」人は、相手が自分に「Touch=触れる」を積極的に「Invite=迎え入れている」のだと。

 

ややこしいな、おい。(笑)

 

ロルフィングにおいてはCIのような体の動きが生じないにしても、きっと2人の意識レベルにおいてこの「触れる」と「触れられる」がぐるっと反転する瞬間があったりする。

 

あるいは、クライアントの一つの身体のなかでも、例えばロルファーに足を「触れられるのを迎え入れ」ながら、背中はマッサージベッドに向かって「触りにいってる」ということも起きているはずで、この背中が「触りにいってる」感じなんかはベッドに体を預けているという意味で「Touch=Fallなんだよ」という解釈がしっくりくる。

 

ロルフィングのセッションというのは、見た目には静的なものなんだけど、実は意識レベルにおいてはそういうダイナミズムが存在しているんだと思う。

 

さてこの写真は、バックファクターズの施術の一番初めに行う「リバランス」というオイルを用いた調整。文字通り、バランス調整。足しか触れないのだけれど、足裏からの全身調整だと思う。あるいは2つの身体が出会う儀式かもしれない。

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いずれにしても、これをやってる5分程度の間でも、私のTouchを相手に迎え入れてもらったり、私の方が迎え入れたりと、役割が入れ替わったりしながら、お互いが日常意識でとらえている「自分」という範疇を広げていくのかもしれないって思ったりしたわけです。

 

このあと背中の施術に移行することで、最終的にはみんなマッサージベッドに向かって落ちていくのであります。(´Д`)・゜・。